導入事例

Offersを導入、ご活用いただいている企業様をご紹介します。

データアナリスト兼PdMを採用!旅のサブスク『HafH』が考える、多様性ある人材が活躍できる環境とは

株式会社KabuK Style
執行役員 村田 晋太郎氏

oneリニューアルによってプロダクト開発を一気に加速へ!


ーー:まずはOffers導入の背景から教えてください。

村田氏:プロダクト開発を一気に加速していくためです。当社では定額制宿泊サービス『HafH』を2019年4月にローンチし、昨年8月のリニューアルによって大きな手応えを感じました。会社としてもこの『HafH』というプロダクトをさらにグロースさせる意思決定をし、プロダクトマネージャーやデータアナリスト、デザイナー、エンジニアなど即戦力となる優秀な人材を積極的に採用していくことになりました。

澤氏:『HafH』についてもう少し加えると、以前は「旅をしながら働く」といったコアなユーザーをターゲットにしてきました。今回のリニューアルによってふらっと旅をするぐらいのカジュアルなサービス内容に変更し、多くのユーザーの支持を獲得することができました。本来、1年間で達成しようという目標が2〜3ヶ月で達成ができている状況ですね。

定額制宿泊サービス『HafH』は、1000拠点以上の宿泊施設から定額で宿泊施設を選ぶことができる


ーー:なるほど、それで採用が急務に。正社員では採用まで時間がかかるので、早期に採用・稼働が可能な「副業採用」に注目されたと?

村田氏:いえ、当社では正社員や業務委託(副業)など、雇用形態ありきの募集はしていません。報酬の考え方も正社員・業務委託(副業)とも一緒でして、その方のパフォーマンスに合った金額をお支払いするのが当社の考えです。

正社員であれば保険関係など会社負担もあるので、そこも含めて業務委託(副業)とイコールになる状態を設定しており、メンバーの希望に合わせて選んでもらっています。

澤氏:今回Offersで募集したPdMは私を除いて4名が在籍しており、正社員と業務委託の割合は半々くらいです。雇用形態は自由に選択できるようにしており、個人の希望を最大限尊重しています。

村田氏:だからこそ一緒に働くメンバーのことを、正社員とか副業(業務委託)という区分けはしておらず、社内では「Crew(クルー)」と表現しているんですよ。

ーー:Crew、ですか?

村田氏:会社は同じ方向に進む船であるという世界観を我々は持っていまして、この船に乗っている仲間のことをそう呼んでいます。これまで歩んできたキャリアや住んでいる場所、働く時間、スキルなど異なる多様なCrewが集まっていますが、共通しているのは全員が会社のミッション実現にコミットしていること。それが当社の特徴だと思います。

このような考え方ですので、本業・副業みたいな発想で会社運営はしていないんです。会社設立時から「副業で一緒にどうですか?」とリファラル採用を進めてきましたし、副業メンバーを採用することは当社では当たり前のこと。

今回、副業をフックに優秀なメンバーが登録しているOffersを活用することで、一気にプロダクト開発のアクセルを踏んでいければと思って導入しました。

HR部門を管轄する村田氏


Offersのハード・ソフトの両面に驚き


ーー:導入前からOffersの登録者に好印象をいただいておりましたが、実際に導入してからの感想をお聞かせください。

村田氏:まず当社を担当してくださったカスタマーサクセス(CS)の坂東さん(@mari_bando31)は本当に素晴らしい方だと感じています。すごく丁寧に、そして親身になって、定例ミーティングにも参加していただいていますし、弊社からの依頼にも的確かつスピーディーに対応いただいているのですごく助かっています。

ですから坂東さんは外部の人という感じではなく、私達の採用チームの一員として、目標達成に向けて共に行動する仲間のように感じています。

ーー:ありがとうございます!

村田氏:そして機能面としては、候補者の方のポートフォリオやGitHub、note等の情報が集約表示されていたので、候補者のスキルレベルのイメージが湧きやすいと感じました。

Slackの連携機能も良かったですね。候補者からの返信や、候補者のステータスが変更になるとその詳細がSlack通知されるので、わざわざ管理画面にログインしなくても内容を把握することができます。特に我々のようなスタートアップではマルチタスクで業務を進めているので、Slackに情報が一元化される仕組みは非常に助かっています。

澤氏:スカウトの返信率も高かったですね。今回の募集においては、プレーヤーとしてスキルが高い方を求めていました。お互い副業前提があると思いますが、受ける側も「興味ある内容だし、気軽に話を聞いてみよう」という心理が働いているのではないでしょうか。

ーー:実際にどういった方とお会いできましたか?

澤氏:例えば誰もが知る大手メディア運営企業やメガベンチャーで活躍されてきた方、事業に責任持ってプロダクト開発を進めてきた方などと面談することができました。なかなか中途の採用媒体では出会うことが難しい方ともフランクに会話できることもOffersの良さだと感じています。

VPoP澤氏


即戦力となるデータアナリスト兼PdMを採用


ーー:今回採用できた方について教えてください。

澤氏:データアナリスト兼PdMを1名採用させていただきました。まさに求めていた方に出会えたという感覚です。メガベンチャーでアナリストとして経験されてきた方ですので、すでに即戦力として新しいデータ基盤の構築に取り組んでもらっています。

ちなみにこの方はベトナムに在住されている日本人の方ですが、当社は「副業 x 完全フルリモートワーク」でも問題ない職場でして、かつダイバーシティーの観点でも是非という形で進めさせていただきました。

ーー:副業(業務委託)とはいえ、他の企業から人気の候補者かと思います。面談ではどのようなコミュニケーションをされてきたのでしょうか?

澤氏:まずは当社のサービスや事業、会社の魅力をしっかりとお伝えした上で、ご本人が今後どのようにご活躍いただけるかをお伝えしました。そして何よりも、我々の目指す世界観に非常に共感していただけたと思っています。

あと当社では多様性を重んじて会社を運営しているので、そういったところにも共感いただけたと思います。

ーー:今回採用された方はベトナム在住とのことですが、御社には他にも海外在住の方はいらっしゃるのでしょうか?

澤氏:そうですね、台湾やメキシコ、オーストラリア、マレーシアなど海外在住のメンバーも数人はいます。あとコロナ前は、日本から海外に短期滞在するメンバーも多かったですね。

村田氏:当社では実は誰がどこにいるか、というのは特に気にしていないです。自分にとって一番働きやすい場所・時間でパフォーマンスを最大限発揮していただくことが大事だと思っていますので。

オンライン・オフライン活用による、多様性を尊重した組織づくり


ーー:多様性を尊重するなかで、組織運営で心がけている点など教えてください。

澤氏:フルリモート環境ということもあり、コミュニケーションは必要以上に多く取るように心がけています。プロダクトチームは毎日朝会をやっていたり、エンジニアがずっとZoom繋ぎっぱなしにするなど、対面も重視しています。もちろんSlack上の文字のコミュニケーションもありますけど、やっぱり会話して得るものは非常に多いですね。

村田氏:あとは当社では「Boot Camp」を定期開催しています。これは創業当初から定期的に開催してるイベントで、全員が一箇所にオフラインで集まって2泊3日のワークを行います。

前回は澤の提案でハッカソンを行い、チームにわかれて新プロダクトの機能開発をテーマにワークショップを行いました。元々は年に1回だったのですが、直近は半年に1回ぐらいの頻度で開催しています。これまでは長崎、クアラルンプール、福岡で開催し、前回(2021年11月)の会場は沖縄でした。次回(2022年4月)は、私たちの本社がある長崎を検討しています。
Boot Camp in 沖縄!フルリモートで働く会社の年に2回のオフラインイベントをレポートします!
https://www.wantedly.com/companies/kabuk/post_articles/359790

ーー:オフラインで開催するブートキャンプの狙いを教えてください。

村田氏:基本はフルリモートですが、「オンライン・オフライン」はあくまでも手段だと思ってます。いかに気持ちよく、効率的に生産性が高い仕事ができるか。それに加えてプライベートも充実させるという大切な要素だと思います。それを突き詰めて考えたとき、基本はオンラインだという結論に至りました。

でもオンラインばかりではその目的は達成しにくいと考えています。ときには合宿みたいな形でオフラインのコミュニケーションを通じて横の繋がりを深めたり、普段コミュニケーションが取れていないメンバーとの交流を通じ、自分自身をアップデートしていく機会も必要だと思います。

KabuK Styleは普段はリモート中心だが、定期的にオフラインでのコミュニケーションも大事にしている


社会のインフラとなるサービスを生み出していきたい


ーー:最後に、今後のプロダクトの世界観を教えてください。

澤氏:当社では「多様な価値観を多様なまま許容する社会のインフラを創る」というミッションがあり、社会のインフラになるようなサービスを生み出したいと考えています。その第1弾が定額制宿泊サービス『HafH』です。ここで多様な価値観の方々に使っていただきつつ、今後はより生活を豊かにするようなインフラを作っていきたいと思ってます。

ーー:今後も副業採用は積極的にされていくのでしょうか?

澤氏:そうですね!今回Offersで1名採用させていただきましたが、今後もPdMの採用は強化していきたいと思います。加えて、デザイナーやエンジニアなどの採用も強化し、『HafH』の目指す世界観に一日でも早く近づけるようにできればと考えています。

ーー:ありがとうございました。

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