副業で1か月15万円稼げる仕事は?年20万円以上稼ぐと確定申告も

会社員の給料が伸び悩む中、副業で新たな収入源を確保したい会社員が増えています。月15万円以上稼ぐなら、アフィリエイトやクラウドソーシングがおすすめです。また、年間所得が20万円以上になると確定申告が必要ですので、正しく申告しましょう。

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副業で収入を増やしたい会社員が増加中

今、副業をしたいと考えている会社員が増えています。その理由は、給料の安さや、今後の昇給への期待感の低さです。本業で今以上に稼げるようになる期待が持てないから、副業で新たな収入源を確保しようと、行動し始めています。

会社員の40%は年収300万円未満

会社員の40%は、年収300万円より低い給料で働いています。世帯年収こそ、平均で20代:323万円・30代:545万円・40代:648万円という結果が出ていますが、これは共働き世帯が増えていることによる金額です。

そのため、ひとりの会社員の年収は決して多いとはいえません。結婚して家庭を持っている場合には、会社員ひとりの収入だけでは生活が成り立たない、ということも珍しくないのです。

収入の不足を補うために注目されているのが、副業です。

就業規則を確認して、副業を始めよう

会社員が副業をするときにまずすべきことは、会社の就業規則を確認することです。副業が禁止されている会社・許可制になっている会社・自由に取り組んでいい会社、勤め先によって色々なルールがあります。

副業が許可制や自由の会社の場合には、就業規則に書いてあるルールの通りに手続きをしましょう。もし副業が禁止されている場合でも、その規則は法的な拘束力はないとする見方が優勢です。そのため、下記の条件さえ満たしていれば、副業禁止の会社でも副業をすることができると考えられています。

  • 本業に支障をきたす内容でないこと
  • 本業の競合など、会社に損失を与える副業でないこと
  • 風俗など、本業の信用をおとしめる副業でないこと

副業を選ぶときには、体力的・時間的に無理がないことや、会社に損失を与えるような仕事でないことを確認の上、取り組むようにしましょう。

会社員が副業を成功させるための心得

会社員が副業をする場合、かけられる時間は限られます。そのため、副業で成功するためには、ひとつのことに集中すること・迅速に行動すること、が大切です。

一点集中して時間、労力、お金を使う

会社員の副業で避けなければいけないのは、あれもこれもと、多くのものに手を出してしまうことです。多くのものに手を出すということは、それだけ、時間もお金も労働力も分散されてしまいます。その結果、思うように成果があがらず、逆に損をしてしまうことさえあるのです。

そのため、副業にするものを決めたら、とにかくそれに集中することが大切です。アフィリエイトでもクラウドソーシングでも、ひとつに決めて、どのようにすれば稼げるのか追究し実行しましょう。

成果が目に見えて出るまでは、本当にこれで副業を成功させられるのか、疑問に思ってしまうこともあるでしょう。それでも、ひとつのことに集中して取り組むことが、最短で最大の成果を出せる方法です。

やるべきことをリスト化して、すぐ行動

また、とにかくすぐに行動する、ということも大切です。会社員の時間は限られていますから、少しでも手間取ったりもたついたりしていると、すぐに時間がなくなってしまいます。

副業を成功させたいなら、まずはそのためにやるべきことをリスト化してみましょう。仕事から帰宅後にすべきことや、副業のためにすべきことを、ひとつずつ明らかにして書き出すのです。

リストを作ったら、実際に行動してみます。すると、リストにしただけでは分からなかった部分が明らかになります。行動して、足りない部分やうまくいかない部分は改良しましょう。それを繰り返すことで、より効率的に時間を使えるようになります。結果、副業の成功に近づくのです。

月に15万円稼げる副業を調べてみよう

副業には色々な種類がありますが、月に15万円稼げる副業にはどのようなものがあるのでしょうか。月に15万円稼げる副業について解説します。

特化サイトを作ってアフィリエイト

月に15万円稼げる副業として、まずあげられるのはアフィリエイトです。アフィリエイトとは、企業の広告を自分のサイトに貼りつけて、商品の購入やサービスへの申し込みがあると、報酬が受け取れるというしくみです。

中でも、専門を絞った特化サイトを作って行うアフィリエイトは、効果的に成果が出せる可能性があります。成果が出るまでに時間がかかりますし、努力も必須の方法ですが、軌道に乗ると安定した収入が得られるでしょう。

アフィリエイトでは、まず自分のWebサイトを立ち上げます。そのときのポイントは、どのような人に見てもらいたいサイトなのかを、きちんと設定することです。そして、見てもらいたい人にぴったり合ったテーマを決めます。テーマが決まったら、それに沿ったコンテンツを作成しましょう。

魅力的なサイトを作ってGoogle AdSense

Google AdSenseは、アフィリエイトと同じように、自分のサイトに広告を貼ることで収入を得る方法です。アフィリエイトと違うのは、クリックだけで報酬が発生するということです。ただし、1クリックの報酬が少ないため、たくさんのアクセスを集める必要があります。

そのため、Google AdSenseを副業として成功させたいなら、魅力的なサイトを作らなければいけません。専門性と充実したコンテンツがあり、多くの人が、楽しい・役に立つと感じるものでなければいけないのです。

また、Google AdSenseを始めるためには、審査に合格しなければいけません。その審査に合格するためにも、より優れたコンテンツを用意する必要があります。

特技を生かしてクラウドソーシング

文章を書くのが得意・イラストが好き・デザインができる、など特技があるなら、それを活かしてクラウドソーシングで仕事をしてみましょう。クラウドソーシングは、仕事を依頼したいクライアントと仕事が欲しいライターやイラストレーター・デザイナーなどを結びつけるサービスです。

選ぶ案件にもよりますが、効率的に取り組むことで、月15万円ほどの副業は実現可能です。特技とはいえ、実務経験がない場合には、まずは初心者歓迎の案件で実績を作ると、次のより高単価の案件につなげやすくなります。

また、クラウドソーシングに登録するときに、プロフィールを詳しく入力しておくのも、案件獲得のポイントです。

月数万円程度ならこんな副業もあり

副業で毎月数万円稼ぎたい、そんな場合には、ストックフォトやハンドメイド品の販売といった方法があります。

ストックフォトサイトで写真販売

ストックフォトとは、写真を販売できるサービスです。誰でも無料で登録することができます。そのため、写真撮影が趣味という方に、ぴったりの副業です。

より売れる写真を目指すなら、分かりやすく素材として使いやすい写真を撮ることを心がけましょう。ホームページやパンフレット・広告などに使いやすい写真だと、副業として稼ぎやすくなります。

ハンドメイド品などを物販して稼ぐ

ハンドメイド品など、自分で作った売り物がある場合には、物販を副業にすることもできます。自分でネットショップを作ったり、ハンドメイドマーケットなどで出品したりすることで販売可能です。

どちらも簡単に使えるツールがありますので、売り物があるけれど売り方が分からなかった、という人は挑戦してみるといいでしょう。

いくら稼いだら確定申告が必要になるのか?

副業でも一定以上の所得があると、確定申告が必要です。副業の確定申告について解説します。

副業の年間所得20万円以上は確定申告を

副業で確定申告が必要になるのは、年間所得が20万円以上になったときです。ここで注意したいのは、『所得』と『収入』は違うということです。『収入』は年間に稼いだ金額全てで売上のこと、『経費』は売上から必要経費を差し引いた金額のことを指します。

副業がアルバイトやパートの場合には、副業先からもらう源泉徴収票を確認することで所得金額が分かります。アルバイトやパート以外の副業をしている場合には、『売上-必要経費』で年間所得を計算しましょう。

また、アルバイトやパートとそれ以外、どちらの副業も行っている場合には、両方の所得を足した金額で判断してください。両方の合計が20万円に満たないときは確定申告不要ですが、20万円以上になったときには必ず確定申告しましょう。

まとめ

副業で月15万円稼ぐ方法としては、アフィリエイトやクラウドソーシングが代表的です。副業として何に取り組むかを決めたら、成果を出すことを目指して、ひとつずつ行動を積み重ねていきましょう。また、副業は年間所得20万円以上になると、確定申告が必要です。副業を始めたら、正しく確定申告しましょう。


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